2007年10月、米国議会下院は、89年度のノーベル平和賞受賞者であり、チベットの精神的指導者で同国仏教会の最高位にある高僧ダライ・ラマ法王に対し、名誉ある米国下院金授褒章を授与した。
17日の授与式に先立ち、16日ホワイトハウスでブッシュ大統領はローラ夫人とともにダライ・ラマ法王と会談を行った。
約1時間にわたる会談では、主にチベット問題についての話し合いが行われた模様。
17日の米国議会によるゴールドメダル授与式に、下地会長が招待を受け出席した。
ブッシュ大統領はダライ・ラマ法王を「平和と寛容のシンボル」と称え、米国議会による叙勲は、法王に対する米国民の尊敬と敬愛の表明であると述べた。
また、大統領は中国に対して以前から、信仰の自由を認めることが中国にとって得策であり、チベット問題についても、中国がダライ・ラマ法王と直接会って話し合うことが双方にとって良いのではないかと伝えてきたと話した。
中国が今回の米国議会による法王への公式の叙勲に強く反発していることについてもブッシュ大統領は、この度の叙勲は米中関係を損ねるものではないと述べた。
授与式の後、議会の広場ではチベット団体による祝賀会が開かれ、大勢の一般客も参加して、この偉大な宗教指導者を称えた。
ダライ・ラマ法王は「米国下院議会からゴールド・メダルを叙勲されたことは自分とチベットの人々にとって大変な名誉であり、大いなる励ましである。」と、感謝の言葉を述べた。
また、米中関係への影響を懸念する声に対して法王は「自分はチベットの独立を目指しているのではなく、中国の憲法の範囲内で実現可能な意味のある自治を望んでいる。」と話した。
翌18日は、ワシントンDCのメロン劇場において、米国の様々な分野で功績があり、且つダライ・ラマ法王を敬愛する大勢の人々が招かれて、盛大な祝賀会が開かれた。
JEPAから下地会長、徳田代表、JEPA会員である「甘養亭」池上取締役が招待を受け出席した。
JEPA一向はチベット仏教を深く信仰していることで知られる米国のトップ・スターの一人であるリチャード・ギア氏夫妻と同じテーブルに着席。
下地会長、徳田代表は2年前にもギア氏と親しく会談をしており、今回は旧交を深める良い機会ともなった。
10月8~9日、グアムで開催された米国内務省主催による2007年「諸島ビジネス振興会議」は、米国、日本、及び東南アジアから約800名の参加者を迎えて盛大に開催されました。
会場となったホテルは普段は日本からの観光客が大半を占めるのが、この2日間は約8割が米国から、2割が日本を含むアジアからの会議出席者で埋まりました。
2日間にわたる会議で各諸島の知事は、それぞれ自島の経済状況と発展の可能性についてプレゼンテーションを行い、続く分科会では、諸島が具体的に誘致を希望する分野について活発な質疑応答が行われました。
4回目となるグアム会議には、JEPAが窓口となって日本から7社のご参加がありました。
日本からの参加は今回が初めてとなります。
参加された企業の方々は、今回の会議でそれぞれの分野でビジネスの糸口を見つけられたご様子。
当会としても、いずれ成功例として当会報でご報告できることを楽しみにしています。