当会徳田代表理事は本年4月1日付けでブータン王国名誉総領事に就任いたしました。
さる4月16日、日本経営者同友会主催によるブータン首相歓迎夕食会の席上、ジグミ・ティンレイ首相より正式任命書が徳田代表理事に手渡されました。

ブータン政府はかねてより日本における名誉総領事として適格な人物を探しており、これまで長きに亘ってブータンと信頼関係を築いてきた日本経営者同友会がその要請に応え、徳田代表理事の就任が実現しました。

今年2月、下地会長及び一行は10日余りに亘り、普天間基地移設問題について、北マリアナ連邦のベニグノ・フィティアル知事率いるサイパン政府関係者らと会談した。
フィティアル知事は、米軍普天間飛行場だけでなく、移転先として北マリアナ諸島への移設につぃて日本政府から打診があれば「歓迎する」と述べ、受け入れに前向きな姿勢を示した。
「外交、防衛問題は、米連邦政府と協議する必要がある」と日米両政府での交渉が基本と示した上で、「サイパン、テニアンにとって利益になる事であれば、普天間飛行場だけでなく、訓練施設の一部だけの移転受け入れも検討する」とも述べた。
10日には日本の議員団も入れて知事と会談した。

普天間基地移設の可能性打診
普天間飛行場は、沖縄県宜野湾市にあるアメリカ海兵隊の飛行場で、普天間基地（MCASFUTENMA）と呼ばれている。2700mの滑走路を持ち、嘉手納基地と並んで沖縄におけるアメリカ軍の拠点となっている。
下地議員は、会談で「沖縄に基地負担が集中しすぎている。受け入れ国の負担にならないようにできることからやりたい」と述べた。普天間飛行場の機能の一部の移転先としてサイパンとテニアンを活用出来ないかと提案した。
同知事と会談した3議員は、政府・与党の3党でつくる沖縄基地問題検討委員会のメンバーで、同委員会として11日のグアム視察に先立ち、独自調査としてサイパンを訪れた。
その後一行は、グアムを訪問している松野智久官房副長官と合流して、11日に現地の米軍施設などを視察した。
JEPAと北マリアナ連邦との長きに亘る親密な友好関係は今、更なる結束を生もうとしている。
様々な候補地が挙がる中、日本政府が出した結論が日米関係そして日本国内に与える影響が注目される。