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日本経営者新聞 No.51

JEPA会員紹介 ホワイトフォックスベンチャーズ株式会社 最高執行責任者 中野 慎介氏

ニューヨークに上場したグローバル企業

元沖縄県知事の大田昌秀氏が、6月12日に呼吸不全と肺炎のため死去。享年92歳。沖縄の米軍基地問題解決などに力を注ぎ、07年に政界を引退した後も提言を続けていた。  突然の訃報に接し、下地常雄会長(日本経営者同友会)は、急遽沖縄での通夜に駆けつけ、最後の別れを惜しんだ。故人は生前、沖縄県宮古島市出身の下地常雄氏を「沖縄の誇り」として事あるごとに紹介していた。下地会長にとり、氏は人生の師であった。

今回は、当会員の中野慎介氏が最高経営責任者を務めるホワイトフォックスベンチャーズ株式会社(以下、WFV)について紹介する。
WFVは、米国株式公開企業であり、カードや証券等に関連する事業を海外にて行ってきた。昨年、ニューヨークにて上場してからは、今世界が注目しているfintech(フィンテックと読む、ファイナンシャルテクノロジーの略)の分野にておいてニューヨークを拠点に、日本や中央アメリカで、人口知能の研究開発やブロックチェーン、スマートコントラストの研究開発を手がけている。


セミナー開催 
日本ではアカデミー業を展開し、1500名以上の会員さんにフィンテックについてのセミナーを開講している。 フィンテックは文字通り、金融とテクノロジーを掛け合わせた新しい分野であり、日本国内では三菱東京UFJ銀行を始めとした大手銀行が近年、ビジネスコンテストを開催、地方銀行や都市銀行などの金融機関は、積極的にクラウド会計ソフトを導入するなどフィンテック事業に積極的に取り組んでいる。。

ブロックチェーン
フィンテックの中でもブロックチェーン技術はさらに認知されている。2020年までにドバイの国家運営として採用するとの発表があり、FRB(アメリカ連邦準備制度理事会)なども研究を発表し、大きな注目を浴びる全く新しい技術である。
ブロックチェーンを進化させたスマートコントラクトの代表格として知られる「イーサリアム」は、今年トヨタ自動車や三菱東京UFJ銀行の参入が発表されたこともあり、有名になった。
米国の世界最大SNSサイトを運営するフェイスブック社の取締役マーク・アンドリーセンも「イーサリアム」は次世代のインターネットだと著書や各メディアで公言している。

デジタル通貨開発
WFVはそのイーサリアムで新たなデジタル通貨の開発により、国境や貨幣概念を越えた次世代のプロジェクトを進めている。
また中央アメリカで発行の国際マスターデビットカード会社とも連携をして、誰もが中央アメリカの次世代銀行を中心にイギリス、オーストラリア、シンガポール、香港のスマート銀行支店に預託できる資産を世界中でどこにでも便利に預金通貨をご利用頂けるサービスを展開している。
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