米国第44代大統領にバラク・オバマ氏が就任した。
1776年の建国以来、米国の黒人は長い苦難の道を辿ってきた。しかし2009年、「変革」を旗印に初の黒人大統領が誕生、その支持率は80%を超えて史上最高を記録した。
加速する世界経済の悪化と止まぬ国際紛争の中、「変革」に「希望」を託して新大統領の就任を待ち望んだのは断じて米国人だけではないだろう。
JEPA役員も今年のホワイトハウス・パーティーで新大統領ご夫妻にお会いすることを楽しみにしている。

昨年11月、ソウルで台湾前外務大臣フレデリック・チェンご夫婦を歓迎するパーティーが開かれ、下地会長と徳田代表が招待を受け出席した。

韓国政財界と交流
歓迎パーティーは、英国に本部を置きグローバルなビジネス展開で知られるパーキングトン・グループのT.パーク会長が、長年の知友チェン退散前外相ご夫婦を歓迎して主催したもので、韓国政財界から多くの方々が出席した。
日本経営者同友会は韓国の政財界とは長年にわたり交流を深めてきた。
また、台湾にもこれまで少なからぬ人脈を有している。このたびのチェン前外相ご夫婦との新たな交友はJEPAが韓国と台湾に有する人脈が結びついて、より強固な広がりを見せることになると期待される。
韓国は現在、世界的な経済不況の中、近年は毎年5%近い経済成長を達成してきたが、昨年来の国際的な金融不安は急激はウオン安と株価の急落をもたらした。
また、雇用鈍化等による内需の不振については、翻って見れば、日本も円高というジレンマがあるものの、韓国と同様に苦しい状況にあるといえるだろう。
しかし、日韓は地理的に「日帰り生活圏」にあり、文化的にも違和感が少ないので、相互のビジネス展開は困難ではなく、JEPAとしては今後も積極的な交流を図っていきたい。

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