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日本経営者新聞 No.34

モンゴル国前大統領来日

昨年12月、モンゴル国ナムバリーン・エンフバヤル前大統領が来日され、東京都内で歓迎夕食会にご出席されました。

JEPA主催により都内の料亭で開かれた歓迎会には、前大統領を囲んでごく親しい人々が集い歓談されました。
エンフバヤル前大統領は2005年のモンゴル大統領選挙で当選、以来退任されるまで中国、ロシアという二つの大国に自国の大方を囲まれながら、卓越した政治手腕でどちらにも偏らないバランスの取れた外交を展開されました。
歓迎会では、現在のモンゴルの工業、産業、ビジネス諸々について、活発な意見交換がなされました。

外国人として日本で働く

私はドイツで国際経営学と日本学を組み合わせた学科を専攻、2009年に卒業。
日本で就職経験を積むために一年半前に来日しました。
最初の一年間にドイツの大手企業でインターン生として働き、その後で日本経営者同友会に入社したことで、ドイツと日本のビジネスカルチャーを両方経験することができました。
日本にいる間に、将来にも非常に役に立つ経験ができ、暖かく歓待して頂き、とても有りがたいです。
これから日本企業が、日本で働く外国人にもう少し慣れていくにつれて、お互いから学ぶことも多くなり、双方が利益を得ることができると思っております

日本で働く外国人の数が増加
将来に起り得る労働力不足や近代のグローバル化の要求など様々な理由で、日本企業が外国から人材を募集する動きが活発になってきました。
これは最近日本のメディアで大きな話題になっています。
しかし、私の経験では、外国人として日本で仕事を見つけるのはまだ非常に難しいものがあります。
就職活動では外国人が日本人と同じようにSPI試験を受けたり、同じ面接を受けたりすることが普通です。
一番大きな問題は日本語の能力です。
どんなに日本語を勉強しても、外国人が日本語の試験で日本人に負けるのは当然でしょう。
日本語を習得するためには数年間の熱心な勉強や日本に長年住む経験が必要です。

また、海外の大学の資格等に関しても、採用する日本企業側の理解が足りない部分もあると思います。
企業内における国際交流、国際ビジネスへの展開、新しい考え方やアイディアの開発など、外国人を受け入れるメリットはたくさんあると思います。
しかし、それが双方にとって成功となるためには、日本企業の採用過程で外国人のニーズによる様々な変更が必要で、内定になった後でも、継続的なサポートが大事だと思います。
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