今年9月、下地会長及びJEPA一行は、北マリアナ諸島のテニアン島を訪れ、レイモン・デラ・クルーズ・テニアン市長と会談した。レイモン市長は、日本からテニアン島へのダイレクト飛行便の運行、ついでテニアン島への観光ツアーの実施など、テニアン島発展への強い希望を述べられた。
市長は以前からダイレクト便の実現を訴えてきたが、現在の給油では日本までの飛行時間をカバー出来ないことなど、まだハードルは高い。
テニアン・ツアー
テニアン観光ツアーについては、JEPAとしてもこれまでのJEPAと北マリアナ連邦間の友好関係からもぜひ実現・成功してもらいたく、全面的に応援する旨を市長に伝えた。
JEPAが企画するツアー・プランに対して、デラ・クルーズ市長の協力を約束して頂くことにより、テニアン・ツアーは参加する皆様にも大いに喜んでもらえる仕上がりなるだろう。
近々、双方の関係機関及び経済アナリストによる話し合いが予定されている。
テニアン・ペッパー
2011年の12月には、テニアン・ペッパー・フェスティバルが開催される(今年は10月に開催され、多くの人が訪れた)。デラ・クルーズ市長には毎年のペッパー・フェスティバルの成功にかける強い思いがある。
島の経済活性化が観光だけではなく、その独特の香辛料も一役買ってくれるよう、テニアン・ペッパーが世界マーケットで認知されることを願っているのだ。
JEPA一行も市長からテニアン・ペッパーをお土産に頂き、その深みのある味わいに感動した。日本の様々な食卓にテニアン・ペッパーが並ぶ日も近いかもしれない。